ここはあらゆる生物の意識の根源が集まっている、

とある次元。

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その世界を＜アルケディアス⑴＞と名付けよう。

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ここにいるのは、

身体を持たずに意識体⑵として存在している個体たち。

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その意識体の中の一個体がある日、

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「物質世界⑶とはどのような世界なのかを

体験するのは面白そうではないか？」

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と提案をする。

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物質世界を体験するには身体が必要になるため、

体験をすることに選ばれた三つの個体が身体を作り上げる。

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そしてその身体を持った三個体が、

次元空間を超えて様々な惑星（物質世界）を旅するお話である。

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⑴ 意識体が存在している次元…つまり意識体が思考して作り出している世界。物質世界とは異なる次元に存在する。

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⑵ 身体は無く、意識だけで存在している。さまざまな個性（性格）の意識体がいる。会話はテレパシーでお互いに考えていることがわかる。

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⑶ 身体を持つ生物が生きている世界。言葉のまま物質が存在する世界。大きな惑星から、小さな石ころまで物質として存在している。